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アレルギー
アレルギー

漢方での診断と処方
「アレルギーとは、免疫反応によって引き起こされる全身性、または間接性の障害をいう」と現代ではこのように定義づけられています。つまり、身体の調節機能の異常、とくに過剰な免疫反応が起こって、身体に障害を与えて生じるのがアレルギーです。

漢方薬は、こうした免疫機能を調節し、高めたり、体質改善をおもな目的として用いられます。漢方療法においては、体力の有無のほか、肌の状態、冷え・のぼせの有無によって処方が使い分けられます。また、精神不安やストレスを解消するためにも用いられます。

よく用いられる漢方薬
【実証】
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
かゆみ、のぼせ、目の充血、動悸、口の喝きなどの症状がある人の皮膚炎に用いられます。
紫胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
精神不安、不眠、イライラ、高血圧、動悸などの症状がある人に用いられます。
神秘湯(しんぴとう)
慢性気管支炎、ぜんそく、呼吸困難などがある人に用いられます。
木防巳湯(もくぼういとう)
せき、ぜんそく、心臓ぜんそく(心不全)などがある人に用いられます。

【虚実間証】
加味逍遥散(かみしょうようさん)
肩こり、疲労感、冷え症などの症状がある人に用いられます。
小柴胡湯(しょうさいことう)
倦怠感、食欲不振、せき、かぜなどの症状がある人に用いられます。
柴陥湯(さいかんとう)
激しいせき、たん、胸脇苦満、気管支ぜんそくなどの症状がある人に用いられます。
柴朴湯(さいぼくとう)
気管支炎、ぜんそく、かぜにより、食欲不振、胸脇苦満、倦怠感などの症状がある人に用いられます。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
咽喉・食道の異物感、動悸、めまい、嘔吐などの症状がある人に用いられます。

【虚証】
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
虚弱で、神経症、かぜ、空せき、食欲不振、冷え症などの症状がある人に用いられます。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
ぜんそくや虚弱の人の体質改善、病後・手術後・産後の体力回復などに用いられます 。

※【実証】【虚実間証】【虚証】について詳しくはこちら

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