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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

漢方での診断と処方

皮膚の症状の状態(カサカサか、ジュクジュクか、赤みやかゆみはどうかなど)、年齢、証、自覚症状などで処方を決定します。 皮膚に潤いをもたせる滋潤剤には、地黄や当帰が含まれる処方かあり、胃腸の弱い人に胃痛や食欲低下をおこすことがあります。 また、大黄が含まれる処方は、体力の低下した(虚証)人に腹痛や下痢をおこさせることがあるので避けるべきです。

症状が激しいときには現代医学的治療を優先し、逆に症状が慢性化している場合や、現代医学的治療で食欲不振、 倦怠感などが起こる場合には、漢方治療の併用が有効な場合があります。漢方薬の併用で、副作用をともなうステロイド剤の減量も期待できます。

よく用いられる漢方薬

【虚実不問】
五苓散(ごれいさん)
口の渇き、尿量減少、吐き気・嘔吐、腹痛、水様性の下痢、頭痛などの症状がある人に用いられます。
【実証】
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
皮膚が乾燥し、胸脇苦満がある人に用いられます。
治頭瘡一方(ぢづそういっぽう)
頭や顔にかさぶたやただれかでき、かゆみか強い人に用いられます。
【虚実間証】
温清飲(うんせいいん)
皮膚が乾燥してつやがなく、不安、不眠、のぼせなどの症状かある人に用いられます。
柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
疳が強く、リンパ節の腫れやすい子どもに用いられます。
【虚証】
桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
上半身に汗をかきやすく、足か冷える、頭痛がある人に用いられます。

※【実証】【虚実間証】【虚証】について詳しくはこちら

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