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漢方薬ガイド

肥満

肥満

漢方での診断と処方

漢方療法は、食べすぎによる単純性肥満と体質性肥満に用いられます。筋骨が充実した実証か、水ぶとりの水滞かによって処方が使い分けられるほか、便秘や月経異常なども影響します。漢方薬を定期的に服用し、食事時間や内容を見直して排便・睡眠時間など生活のリズムを整え、同時に肥満を解消する目的や減量の目標をしっかりもちましょう。

よく用いられる漢方薬

【実証】
大柴胡湯(だいさいことう)
みぞおちから両脇腹を押すと痛む、口が苦く、肩こり、便秘、疲労感などがある人に用いられます。
通導散(つうどうさん)
のぼせ、便秘、下腹部の抵抗・圧痛などの症状がある人に用いられます。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
のぼせ、便秘ぎみ、下腹部の抵抗感・圧痛、女性の高血圧、月経痛や月経障害に用いられます。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
高血圧にともなう各種症状、腹部に皮下脂肪が多く、便秘、尿量減少の人に用いられます。

【虚実間証】
加味逍遥散(かみしょうようさん)
肩こり、不眠、発作性の発汗、便秘かちの人に用いられます。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
のぼせ・めまい、下腹部の抵抗感・圧痛、女性の月経異常にも用いられます。

【虚証】
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
虚弱、疲労感、冷え症、月経異常、むくみ、動悸のある人に用いられます。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
色白、虚弱、水ぶとり、少尿、汗をかきやすい、むくみやすく、肥満傾向ヽ疲労感・倦怠感がある人に用いられます。

※【実証】【虚実間証】【虚証】について詳しくはこちら

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