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漢方薬ガイド

虚弱

虚弱

漢方での診断と処方

漢方薬は、症状を和らげる対症療法と体質改善に用いられます。漢方では、虚弱は虚証にあたり、生気が衰えた状態である気虚と、血の流れが滞る瘀血、体内の水分のバランスの崩れた水滞が重なった状態と考えられており、症状と気虚・瘀血・水滞の程度に応じて漢方薬が用いられます。虚弱を治療するには、バランスのとれた食生活、十分な睡眠と早寝早起き、全身の血行をよくする運動、身体の鍛練、リラクゼーションなどの生活改善が重要です。

よく用いられる漢方薬

五苓散(ごれいさん)
嘔吐、頭痛、口の渇きなどの症状がある人に用いられます。

【虚実間証】
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
発熱、発汗、頭痛、吐き気の症状がある人に用いられます。
小柴胡湯(しょうさいことう)
胸脇苦満、上腹部の張り、舌苔、口中の不快感、食欲不振などの症状がある人に用いられます。

【虚証】
桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
寝汗、足が冷える、頭痛、発熱、悪寒などがある人の、かぜの治療などに用いられます。
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
顔色が悪い、冷え症、貧血、尿量減少、食欲不振などの症状がある人に用いられます。
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
血色が悪い、腹痛、動悸、手足のほてり・冷え、頻尿・多尿、下痢などの症状がある人、小児の不眠症、夜尿症、慢性胃炎・腸炎、虚弱の改善に用いられます。
抑肝散(よくかんさん)
神経症、小児の夜泣き、不眠、チック、片頭痛、小児疳症などに用いられます。
六君子湯(りっくんしとう)
虚弱児の食欲不振、胃腸が弱く、胃部重圧感、冷え症、貧血ぎみ、軟便ぎみの症状がある人に用いられます。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
めまい、動悸、尿量滅少などの症状がある人に用いられます。

※【実証】【虚実間証】【虚証】について詳しくはこちら

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