漢方医学には、薬草類などを煎じて服用する漢方薬、それに鍼灸(しんきゅう)、按摩(あんま)、薬膳、気功なども含まれています。ここでは「漢方薬」について紹介します。
漢方薬のもととなるのが「生薬」といわれているものです。生薬には、薬効成分のある植物の根、茎、樹皮、果実、花、種子などを乾燥加工したものや、動物の 皮、骨などのほか、キノコ類、昆虫、貝殻、鉱物なども利用されています。ただし、生薬の8割が植物性のもので「草根木皮」ともいわれています。
生薬の分類を具体例で紹介すると、次のようになります。なお、生薬の詳細については、
「漢方薬に使われる主な生薬事典・生薬ガイド」をご覧下さい。
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植物の例 キクの花(茵蔯蒿 )、シソの葉(蘇葉 )、キハダの樹脂(黄柏 )、クズの根(葛根 )、ショウガの根茎(生姜 )、アンズの種子(杏仁)など。 |
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動物の例 ウシの胆のうにできた結石(牛黄-ゴオウ)、カキの貝殻(牡蛎)など。 |
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鉱物の例 含水硫酸カルシウム(石膏)、炭酸カルシウム(竜骨)など。 |
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キノコ類(菌類)の例 サルノコシカケ科マツホド(茯苓 )、サルノコシカケ科チョレイマイタケ(猪苓)など。麻黄 |