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漢方入門講座10

イラスト:女医

講座3 生薬を配合、処方した漢方薬

そもそも生薬というのは単独で使うことはなく、ほとんどの場合、2種類以上の 生薬を組み合わせて配合、処方して用います。それが「漢方薬」です。ただ、民間 療法ではドクダミとかセンブリ、アロエなど、生薬を1種類だけ使う方法をとります。

漢方医学によって集大成された漢方薬は、集大成されてから2000年以上の長い歴史の中で、経験と臨床を繰り返し、身体に良いもの、症状や病気をよくするもの (生薬)を選び、その良いものを配合、処方して漢方薬として伝えられてきました。

現在でも1000年、2000年前に書かれた漢方医学書通りの処方が使われている漢方薬も多くあります。まさに漢方薬は、経験・臨床の伝統医学の集大成といえます。

生薬というのは不思議なもので、例えばAとBの生薬を1対1の分量で配合した場合と、1対3で配合した場合、あるいはCとDの生薬を加えた場合など、微妙な配合、処方によっ て、効果が劇的に高まることがあります。こうした働きを、漢方薬特有の相乗効果といいます。

つまり、漢方薬は何種類もの生薬が配合、処方された複合薬なの です。

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■監修/孫苓献 広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士 ・ アメリカ自然医学会(ANMA) 
  自然医学医師 ・ 台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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