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教えて漢方Q&A

イラスト:女医

 

Q1 漢方はどんな症状や
病気に使用されることが多いのですか?
   


漢方の守備範囲はかなり広いのですが、本来、身体が備えている免疫機能や生理的恒常性維持機能の低下を回復させることを得意としています。生活習慣病などの慢性疾患を、じっくりと体質改善して治すことにふさわしい治療法といえます。

ただし、西洋医学の方が、簡単で速やかに対処できる病気なら、漢方にこだわる必要はありません。漢方と西洋医学は決して対立するものではありません。それぞれの特長をよく理解して、もっとも適切な治療を選ぶのが賢明です。

また、漢方では「心身一如」といって、心と身体は一つなので、お互いに影響を及ぼしあっていると考えます。身体の不調の裏には、心の不調が隠れていることが多く、その逆もまたしかりです。そこで、身体の健康をはかることが心の健康にも通じると考え、まず身体へのアプローチをはかります。

漢方は、衰えた体力を改善する処方が豊富にあり、体力をつけることで精神面も強化される、ストレスヘの抵抗力、さらに、肩こり、便秘、肌荒れ、生理痛といった女性に多くみられる悩みや症状にも使用されます。

こうした症状は、西洋医学の見地から検査しても原因や有効な治療法がなかなか見つからないこともあって、最近では、漢方専門の病医院を利用する女性が増えています。

どちらかというと、漢方で使用されることの多い、症状や病気は、肝炎、更年期障害、自律神経失調症、気管支ぜんそく、かぜ症候群、胃腸炎、アトピー性皮膚炎、湿疹、冷え症、アレルギー性鼻炎、不定愁訴症候群などがあります。

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監修/孫苓献 広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士 ・ アメリカ自然医学会(ANMA) 
自然医学医師 ・ 台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師
 
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